ここのアベマキは、昭和45年に豊田市から名木の指定を受けた大樹である。樹齢は100年以上、根回り4mなどと看板に記されている。枝張りの直径を測ると約30mあり、まさに風格のある大木である。このアベマキはブナ科に属し、葉は栗の葉に似ているがやや大きく、葉裏は白っぽい。木肌はコルク質で荒いが弾力に富んでいる。又実はどんぐりより大きくて丸く、大どんぐりと言われている。樹勢老化で枯木が進行する。保安危機のため、2017年に枯木伐採。昔の面影が減少した。

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