延命寺は十王山延命寺と称し宗派は曹洞宗、ご本尊は地蔵尊様である。寛永7年(1630)浦野溝造、浦野十三両氏の寄進により建立され、当時は十王堂と称され、浦野家一族の礼拝堂として維持管理されていた。昭和15年4月1日愛知県知事宛の宗教結社届けにより、十王山延命寺と改称され現在に至っている。当地に伝わる寛延4年(1751)に作成された村絵図にも現在地に十王堂と記載がある。現在主な行事として、毎年2月4日大般若転讀法会、8月4日大施餓鬼法会が行われている。

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