7.四郷八柱神社と棒の手
以前は八王子神社と称して、籠川左岸の宮下河原にあった。その辺りの籠川はたびたび氾濫を起こしていたため、明暦5年(1656)に神社はいったん四郷村与茂田の八幡神社に、仮に移されていたが、天保4年(1833)になって現在地に移った。ご神体が天忍穂耳命(あめのほしほみこのみこと)を始め、八柱であることから、明治7年に名称が八柱神社となった。慶長5年(1600)に、尾張岩崎村の城主が伊保村の城主に移された際、岩崎村を発祥地とする棒の手が、伊保村に伝わり四郷村へと伝わった。毎年八柱神社の祭礼には、盛大に奉納されている。
四郷地区棒の手保存会
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