籠川は昔から暴れ川といわれるほど、たびたび氾濫がおきていた。そのため、川の東側にあった神社や寺や人家等は、次第に東の台地へと移った。そしてその跡地に、これからは籠川が氾濫をおこさないようにとの願いから、七福神の一人で、治水の神でもある弁財天を祭ったものと思われる。建立の時期は定かではないが、「江戸時代末期から明治の初めにかけてではないか」と言われている。現在、下古屋区民によって毎年春祭りが行われている。

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