大正13年10月、故井上徳三郎氏は当時の三河鉄道(現名古屋鉄道)へ、多額の私財(駅の敷地・駅舎等)を寄付し、挙母駅(現豊田市駅)から猿投駅までの線路延長に成功、その後乗降客が増し、御船に出土していた木節粘土の輸送なども行われていた。平成5年に3代目の駅舎が完成。しかし平成13年、猿投駅以北は線区の合理化のためディーゼルカーによるワンマン運転に変わり、平成16年4月ついに廃線となり猿投駅が終着駅となった。現在の発着本数は1日約140本、1日の乗降客は3,000人を超している。

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