明治末期、お鍬山全体に八十八の祠を造り、弘法さんの石仏を安置した。麓には本堂も造られ親弘法の像を祀り、近郷近在の人たちで賑わった。昭和38年に土地所有者が外部の人に代わったため、下古屋の弘法さんは延命寺に、天道は観音堂に安置された。毎年旧暦の3月21日に弘法さんを祀っている方々が祭りを行っている。観音堂は四郷村戸長役場であった。明治22年上郷村への合併で村役場が花本に置かれ、以後、四郷区の集会所として使われていた。

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