枝下用水の建設工事は明治20 年に始まり、その後7 年間を費やして明治27 年に主な用水路が完成した。用水路の総延長は約110km、受益面積約1,595haとなっており、井上地区内の用水延長は約1kmあり、現在においても水田の農業用水として活躍している。昭和35年頃までは用水路が子供達の水泳場として夏場には大変重宝されていたが近年は遊泳禁止となった。用水の管理道は緑につつまれ通行量が少ない事もあり、遊歩道として体力増進・健康維持等に近隣の皆さんから親しまれている。

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