頌徳碑は故井上徳三郎氏の偉業を讃え、大正15年、当時の猿投村が建立した石碑である。碑の表面には「井上真冽(しんれつ)翁頌徳の稗」と刻まれている。真冽は氏の号であり、頌徳は徳をほめ讃える言葉であって、これは当時の県知事の書を彫り刻んだものである。又裏面には当時の県農会長による、井上翁を讃えた碑文がある。井上氏は現在の井上の広い原野を開拓し、猿投農学校や猿投駅の土地を寄付する等の功績を残された方である。昭和11年には、それまでの大字四郷字東山を字井上に改称した。

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